藤枝の静かな街の中にすっと伸びた大きなえんとつが蔵の目印。入り口には“杉錦”と書かれた和釜が飾られています。創業は店天保13年(1842年)。現当主は6代目となる杉井均乃介さん。伝統的な酒造りである“山廃”と“生モト”をもう一度見つめなおし、多様な酸味と甘みを持つ味わい深い酒に取り組んでいます。地元静岡の芋を使った焼酎、県下唯一の純米本みりんなど、意欲的にチャレンジし続けるお蔵さんです。